高所で作業する鳶職。現場の花形の仕事であり、古くは飛鳥時代から活躍してきました。江戸時代は火消しを兼任し、鳶職は人気のある仕事でした。時が過ぎ、どの時代も鳶職は必要とされており、街づくりには欠かせないお仕事です。

足場を組んで仕事をしますが、足場の組み方や材料は昔と今では違います。時代とともに鳶職が使う仮設材は変化してきました。そこで今回は、時代とともに変化する鳶職の作業道具や足場についてお伝えいたします。

様々な現場で活躍する鳶職は、昔は木造の足場を使っていました。軽くて加工しやすい木材は、足場としても十分な強度があり、仮設材として重宝されていました。しかし材質が一定ではなく、使用するうちに強度が低下するおそれがあるため、次第に木材に代わって鋼材が使われるようになります。

足場技術が進化した現在は、鋼管や鋼材を使った頑丈な足場になり、耐久性や安全性も高くなっています。また、足場の組み方も進化し、昔よりもより高い場所まで足場が組めるようになりました。

使う仮設材についても、昔は金属製の足場は少なく、ほとんどが木製でした。現在では、木製の仮設材はあまりなく、金属の仮設材を使うことが多くなっています。

鳶職は仕事内容によって、扱うものが違うのが特徴です。「足場鳶」は足場を設置する職人であり、足場の組み立てから解体までを行います。「鉄骨鳶」は、鉄工所などで作られた鋼材をクレーンで吊り下げながら組み立てる仕事です。そして、「解体鳶」は建物の解体を作るための足場を施工します。

他にも、大型機械などの重量物を設置・運搬する「重量鳶」や、高速道路や橋を架ける「橋梁鳶」、一戸建ての木造住宅を建設する「町場鳶」、送電線の工事を専門に行う「送電鳶」などが活躍しています。このように鳶職といってもそれぞれ専門性が高く、扱う作業道具も異なることがわかります。

梵天屋では、鳶職に必要な仮設材を販売しています。幅広い仮設メーカーの商品を取り扱っていますので、ぜひご利用ください。会員様特価によりお得な価格でご購入いただけますので、無料の会員登録をおすすめします。

鳶職が使う仮設材は仮設メーカーごとに数多くあります。クランプ、壁つなぎ、伸縮ブラケット、建枠などは鳶職でよく使われている仮設材です。安全処置としての仮設材は、安全ブロック、落下養生ネット、垂直ネット、親綱、親綱緊張器、ロリップなどが必要とされています。

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